このブログをはじめるにあたって、このキャラの設定資料など公開してみた。


私こと久藤明敬は、今年で78歳になる昭和5年、午年生まれの後期高齢者であります。定年までメキシコシティで日系の商社の勤め人でありましたが、定年を機に日本で生活をしておりました息子夫婦を頼りに、日本に帰ってくることになりました。

メキシコでは平々凡々としたサラリーマンであったわけですが、日本語恋しさにたまに日本から取り寄せた本などもぱらぱらとではありますが読んでいたりもしていました。読むのは専ら思想系のモノばかりでありまして、というのも何を隠そう(むしろひけらかしたいわけでありますが)学生時代は哲学同好会の会長なんてものも多少たしなんでいたりしたのであります。

そんなわたくしでありますが、日本に帰ってきて最初に衝撃であったのが、子供時代のあり方であります。孫たちが遊んでいるところに《ともぞう》よろしく入り込むのですが、するとわたくしの全く知らないもので遊んでいるではありませんか。わたくしが日本を離れたのが昭和30年でありますから、周りにあったマンガと言えば『少年』などでありまして、最近のものとはかなり印象がことなっている感じでしたので、ちょっとびっくりもしますし、新鮮でもありました。

それから約20年弱の間、孫たちと交わる中でかれたスポンジが水を吸収するかのごとく、マンガ、アニメ、ゲームなどのいわゆる《サブカル》とか言うんですか?それを楽しんできたのです。それで、わたくしもいわゆる後期高齢者世代になりまして、このまま死んでいっても特に何の心残りもないのではありますが、ただ、この20年弱のいわゆるなんと言ったら良いのでありましょうか、ちょっとした経験をですな、最近流行のブログですか、これでもって少し形にできたらなぁなどと、調子にのってみたりしたわけであります。